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ここ数年、当塾では、左ききの子供たちが増えています。

いや、十年前だって左ききの子が同じ割合でいたにきまっているのですが、正確には左ききの矯正が減ったのが事実かもしれません。

個性尊重、矯正による子供へのストレスの心配・・・

世の中の自然な流れに逆らうことなく、私もこれまで、左ききの子に鉛筆を無理に右手で持たせるようなことはしていませんでした。

しかし、左ききの子達の運筆を見ていると、数字の「2」「5」「8」などの曲線がどうも書きづらそうなのです。

ひらがなでは、「あ」「ち」「つ」「ぬ」「の」「め」「ゆ」など右回りの曲線がうまく書けない子が多いのです。

こうした子を多く見ていると、やはり鉛筆だけは右手で持たせたほうがいいではと強く思うようになっていました。

そんな折、先日新聞の広告欄で見つけた、タイムリーな書籍を即購入。

左対右きき手大研究 (DOJIN選書 18)左対右きき手大研究 (DOJIN選書 18)
(2008/07/20)
八田 武志

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この本を読んで、今までのモヤモヤがすっきりしました。

そもそも左ききになる要因が多数あることがわかりました。

昔から言われている遺伝説から、出産時や乳幼児期の脳の損傷が要因である説など先天的な左ききと後天的な左ききがあるらしいです。

簡単にいうと、矯正して容易に右利きに変えられる左ききと、矯正しても変えられない左利きがあるということです。

著者は左ききの矯正には基本的に反対ではあるが、子供の心配をする親御さんからの質問には、



幼児期に本人が意識的に変更を嫌悪する場合を除いて、「右ききへの変更を試行してみてもよいと思います。試みられてはいかがですか」ということにしている。(本書188ページより)



ということです。

つまり、矯正して簡単に治るような場合はそれでも良いが、無理強いはよくないということです。

この本には、その他にも「左ききは器用」「スポーツ選手は左利きが有利」というような俗説から「ネコのきき手」「イヌのきき手」挙句の果てに「ヘビのきき手」まで「きき手トリビア」とも言えるような雑学もぎっしりつまった「きき手大全集」です。

ちなみに、そろばんは左ききの方も「右手」ではじいてもらってます。


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